実業家の堀江貴文氏が２１日、自身のツイッターに新規投稿。新型コロナウイルスの感染者急増を受け、東京都の小池百合子知事が３度目の緊急事態宣言を要請する方向の中、その期間を大型連休中の４月２９日～５月９日で政府に求めるよう調整しているという報道を引用し、「東京のＰＣＲ検査施設からの情報によれば既に変異種が大半らしいですわ」と危機感を募らせた。

　緊急事態宣言は百貨店など大型商業施設などを休業要請の対象とする方向で調整しており、感染状況次第では５月１６日まで延ばすことも想定しているという。東京五輪・パラリンピック開催を明言しているＩＯＣのバッハ会長は５月１７日から２日間の日程で来日予定となっている。

　堀江氏は１９日付投稿で「医療リソースを確保できない法律の不備と政府と自治体の責任の押し付け合いを全て飲食や観光業界に押し付けるのが『緊急事態宣言』の本質やろ」と苦言を呈していた。今回のツイートでも、宣言要請を前に「既に変異種が大半らしいですわ」と“後手”に回る対応を指摘した。