西川弁護士が分析 元婚約者の「返してもらうつもりなかった」は「過去の一定時点」

 フジテレビ系「バイキングMORE」が16日、秋篠宮家の長女・眞子さまとの婚約が内定している小室圭さんの母親・佳代さんと元婚約者(71)との間の“金銭トラブル”に関し、元婚約者がこの日発売の「週刊現代」で、8日に文書を公表した小室さんに真っ向から反論したことを伝え、小室さんの文書を再検証。「弁護士法人・響」代表弁護士・西川研一氏は、小室さんが示した音声データで「注目する部分がある」と指摘した。

 小室さんは28ページにわたる文書の中で、元婚約者自身が「返してもらうつもりはない」と明言したとし、音声データもあると説明。12日には代理人弁護士を通じ、元婚約者に解決金を渡して問題を解決したいという意向を明かしたが、元婚約者の今回の発言は正反対の内容だった。

 小室さんの文書に出てくる、2012年9月13日の話し合いの場で小室さんがとっさに録音したというデータは以下。

 元婚約者「返してもらうつもりはなかったんだ」

 佳代さん「そんなのってあるの?」

 元婚約者「いやあ、あるんですかねって、だって、その時はだって…」

 佳代さん「だってあるんですかねって、そんなの私不思議。そういう方と出会ったことがないから。そう」

 元婚約者「うん。返してもらうつもりは全くなく…。お金出してましたよ」

 この会話について、西川氏は「切り取られた感っていうのがすごくあって、切り取られた中でも注目する部分がある」と切り込んだ。

 「一番最後の方で『返してもらうつもりは全くなく…。お金出してましたよ』っていう過去形。あの時はそのつもりだったと感じられる部分と、『その時はだって…』のその時っていうのは、過去の一定時点を指しているように読める。このお話しされている時の過去の一定時点っていうのは、『婚約していて今後結婚するかもしれないというあの時はこう考えていた』と取れる」と分析。

 さらに、法的な観点として「いったん貸したつもりだが、後々結婚したら返してもらわなくていいよ、というふうにしますというつもりでしたという法律構成があるが、それにまさに適合する。この切り取られた中でも、そういうつもりでおっしゃってたんじゃないのかというのが読み取れる」と、元婚約者が返さなくていいと言ったのは、あくまで婚約中の考えだったのだろうと推察した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス