阿部寛「前作超えるもの作りたい」主演ドラマ「ドラゴン桜」16年ぶり続編に気合

 俳優の阿部寛(56)が14日、神奈川県内で行われたTBS系主演ドラマ「ドラゴン桜」(25日スタート、日曜後9・00)の制作発表に長澤まさみ(33)らと出席した。元暴走族の弁護士・桜木建二(阿部)が問題児たちを東大合格へと導く人気ドラマの16年ぶりの続編で、前作では生徒役だった長澤らが主演級に成長。今回もKing & Princeの高橋海人(22)や女優の南沙良(18)らブレーク候補が集結した。

 阿部は「前作を超えるものを作りたい」、「原作を超えるものにしていきたい」と力強く語った。

 2005年の前作は、独自の勉強法“桜木メソッド”によって東大入学を目指す落ちこぼれたちの奮闘を描き、平均世帯視聴率16・4%を記録(ビデオリサーチ日報調べ。関東地区)。本作は、前作の15年後を描いた原作漫画をベースに、オリジナルの展開が予定されている。

 生徒役だった長澤や山下智久(36)、新垣結衣(32)らがブレークした登竜門だけに、今作にも若手精鋭が集結。阿部は高橋を「演技のキレがいい」と絶賛し、平手友梨奈(19)についても「運動神経が良くて、階段を落ちるシーンのすごさで監督の見る目が変わった」と証言した。

 演出は「半沢直樹」の福澤克雄氏(57)が担当。半沢組で、本作では教頭役の及川光博(51)は、福澤組初参加の生徒たちに向け「1シーンを撮るのに5~6テイクで済むと思わないように。20~30テイクする気持ちでいれば、早く終わったときに喜びを感じる」と現場の熱量を伝えた。

 桜木が生徒たちを導くように自身を変えた言葉を聞かれた阿部はデビュー直後、監督のいいなりになっている自分を見た老年のカメラマンから「自分の身は自分で守れ」と自己プロデュースの必要性を諭されたエピソードを披露。「かなり酔っぱらってろれつも回っていなかったんですが、妙に残っています。今回のドラマにもそういうセリフが出てきます」と実感を込めた。

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