野口健氏、第4波で「まん延防止」適用の動きに疑問「蔓延する前に切るカードでは」

 登山家の野口健氏が14日、ツイッターに新規投稿をした。政府の新型コロナ感染症対策分科会の尾身茂会長がこの日の衆院内閣委員会に出席し、「コロナは第4波」として「まん延防止等重点措置」の迅速な適用を求めたという共同通信の記事を引用し、「蔓延する前に切るカードではないか」と疑問を呈した。

 野口氏は自身のアカウント(@kennoguchi0821)で「蔓延防止措置」と切り出し、「この名に誠実であるのならば、蔓延を防ぐ手段のはず。つまり、蔓延する前に切るカードではないか。蔓延が深刻な状況になってから切るカードなのか???既にもうその時点で蔓延を防止できていないではないか」と指摘。「緊急事態宣言との違いが今一つ分かりにくい」とつづった(ツイート部分は2021年4月14日、午後0時18分の投稿より引用)。

 尾身会長は同委員会で現在の新型コロナの感染状況について、変異株の拡大を踏まえて「いわゆる『第4波』と言って差し支えない」と述べた。まん延防止等重点措置の追加適用の是非については「極めて迅速に機動的に出す必要がある時期に来ている」と訴えた。

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