フジテレビ系の新しい月９ドラマ「イチケイのカラス」の１２日放送の視聴率が１０・５％だったことが１３日、分かった。竹野内豊演じる自由で型破りな裁判官・入間みちおが、えん罪を防ぐため自らの足で真実を明らかにしていくリーガルドラマ。フジではこれまでも、数々のリーガルドラマをヒットさせてきたことから、ネットではコラボを熱望する声が上がっている。

　１２日の放送では、乳児虐待で逮捕された有名女性料理家を巡る事件の差し戻し裁判を、入間がいる東京地裁第３支部第１刑事部（通称・イチケイ）が担当。みちおは女性料理家の主張に耳を傾け、自ら関係者に話を聞いていく。その結果、意外な真実が明らかになる…という展開だった。

　溜飲を下げる展開は、フジでこれまでも放送されてきたリーガルドラマにも共通。木村拓哉が破天荒で正義感の強い検事・久利生公平を演じた「ＨＥＲＯ」、堺雅人が偏屈で毒舌な弁護士・古美門を演じた「リーガルハイ」、最近では「ＳＵＩＴＳ／スーツ」などが印象深いことから、ネットでは裁判官・入間、検事・久利生、弁護士・古美門でのドラマを希望する声も。

　「イチケイのカラスとＨＥＲＯとリーガルハイで裁判しよう」「ＨＥＲＯ、リーガル・ハイ、イチケイのカラスのドリームマッチはいつですか？」「めちゃくちゃカオスな展開にしかならないと思うけど、超おもしろそう」「法廷アベンジャーズってどうでしょうか」などの投稿が。

　さらに、犯人に「コンフィデンスマンＪＰ」のダー子を挙げる声もあり、盛り上がりを見せていた。