新庄剛志氏「これも時代」「オレが入ったら若手伸びない」 プロ復帰実現せずに理解

 元プロ野球選手の新庄剛志氏(49)が10日、雨上がり決死隊・宮迫博之(51)のユーチューブチャンネルに出演。14年のブランクがありながらも昨年、トライアウトで現役復帰を目指したことを振り返った。

 48歳で思いついた復帰の夢。バリ島在住だった新庄氏はウオーキングからはじめ、「ジャングルに行って、ボール気味の石を見つけて投げてた」という。10日後くらいに届いたボールを投げると、「92メートル」を記録し、「まずは肩はOK」と自信になったと明かした。「次は足」という中で体ができてきたという。

 親交が深い元ジャリズムで記者のインタビューマン山下氏から「いけると思った」と言われた新庄氏だが、「これも時代なんですよ。確かにオレがある球団に入ったとしたら、若手が伸びないと思う。オレカラーになってしまう可能性があるから」と大人のコメント。

 宮迫から「今のご時世、新庄君のスター性とみんなを引っ張って…。面白い野球やったやんか、あの時代。日ハムのときとか。野球を知らない人も楽しそうや見てみようで盛り上がった」と言われると、新庄氏は「ファンを楽しませようと思ったこと1回もない、実は。オレが楽しんでただけ」と名言で返した。

 宮迫が「カンフル剤をどっかの球団が入れるっていう物語を見ない方が残念」というと、米国から日本ハムに入団して3年で日本一に輝いた新庄氏は「今回もそのストーリーのようにいけるんじゃないかなって。選手として入って1年間やれる体力はない。だけど、選手として入って、左ピッチャーのときに打席に入るとか。あとプロ野球選手に守備の指導ができるプラスがあった。それを目指してたのと、日本中のみんなに50歳手前でもう1回挑戦したら面白いですよっていうのも伝えたかった。コロナもあったし」と真剣に思いを明かした。

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