望海風斗「生まれ変わってもまた宝塚で出会いましょう」サヨナラ公演でメッセージ
宝塚歌劇団雪組トップスター・望海風斗が11日、東京宝塚劇場でサヨナラ公演となる「fff-フォルティッシッシモ-」「シルクロード~盗賊と宝石~」の千秋楽を迎えた。通常公演後にはサヨナラショーも行い、最後の舞台を務めた。
ステージでのあいさつでは「最高に幸せです」と晴れやかに語ると、同時退団するトップ娘役の真彩希帆には「さなぎがチョウになるように、大きく羽ばたいてくれてありがとう」と感謝。詰めかけたファンに「生まれ変わってもまた、宝塚で出会いましょう!」と呼びかけ、万雷の拍手を浴びた。
2003年に宝塚に入団。17年に雪組トップスターに就任し、情感豊かな卓越した歌唱力などでファンを魅了した。紋付きはかま姿で臨んだ退団会見では「人生の全てでした。本当に全てをかけた場所だった」と18年間を振り返り「男役がここまで楽しいものというか、本当に奧が深くて。いつまでもやれるのならやっていたいというぐらい」と、男役の魅力を口にした。
今後については「まだ本当に考えられない。自分がどういう風に進んでいきたいのかをしっかり考えながら歩んでいけたら」と話すにとどめた。お約束の結婚についての質問には「絶対にみなさん載せるヤツですよね?寿はございません!ありがとうございます」と笑い、会見を締めた。