ヒガシ スタッフの失態「深く反省」社内ルール無視でコロナ感染 番組の顔として

 少年隊の東山紀之(54)が11日、メインキャスターを務めるテレビ朝日系の報道・情報番組「サンデーLIVE!!」(日曜、前5・50)の生放送で、同番組のスタッフが飲食を伴う送別会に参加、新型コロナウイルスに感染したことについて、番組を代表して謝罪した。また、同局の野上慎平アナウンサー(37)が、経緯について詳細に説明した。

 東山は「番組スタッフの気の緩みからこのような状況を生んでしまったこと、大変申し訳なく思っております」と陳謝した。同局の報道番組では「報道ステーション」でも昨年4月、出演者やスタッフが感染している。

 送別会の参加者はスタッフのみで、出演者の出席は一切なかったことが改めて報告されたが、番組の顔として「私自身もさらに気を引き締めて、皆さまの信頼を取り戻せるように、番組として深く反省して、一日も早く新型コロナウイルスの収束に向けて正確な情報をお届けしたい。この度は本当に申し訳ありませんでした」と、深々と頭を下げた。

 野上アナは、3月28日の放送終了後、局内でスタッフ9人が参加した飲食を伴う送別会が開かれ、うち6人がその後、社外に移動して飲食したことを説明。その“2次会”の場所がカラオケ店であったことが新たに明らかになった。

 また、6人中4人の陽性が確認された後、陰性だった1人の体調が悪化。再度のPCR検査で7日に陽性と判定され、計5人が感染したことも公表された。5人と接触のあった約20人のスタッフは陰性で、現時点で社内や業務上の濃厚接触者はいないという。

 野上アナは「番組を通じて感染拡大防止を呼びかける立場にありながら、不要な宴席を禁じた社内ルールを無視し、自覚を欠く行動があったことを深く反省しています」と視聴者にわび、局が番組責任者に厳重注意したことも明らかにした。

 5日から大阪、兵庫、宮城に「まん延防止等重点措置」が適用され、12日からは東京、京都、沖縄にも適用される。感染が急速に再拡大している危機的な状況だけに、報道番組として猛省の姿勢を示していた。

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