ＳＫＥ４８・松井珠理奈（２４）が１１日、名古屋市の日本ガイシホールで卒業コンサートを行った。珠理奈は延べ７０００人のファンに「大好き！幸せ！ありがとう～！」と泣き笑いで別れを告げた。今後は２９日に同市内のＳＫＥ４８劇場で卒業公演を行い、１３年の活動を締めくくる。

　２公演計５時間半のステージ。最後のあいさつに立ったエースは「信じれば、誰かがそばにいてくれれば夢は叶うと思い続けた１３年間。皆さんがそう思わせてくれました。明るい未来が来ると思って卒業したいと思います」と声を震わせた。

　花道を自らプロデュースした。昼公演では後輩を際立たせ、また、プロレス団体「ＮＯＡＨ」の丸藤正道（４１）らとパフォーマンスするなど“お祭り”感を強調。一方、夜公演ではサプライズを織り交ぜながら“別れ”を前面に押し出した。

　中盤には舞台裏に下がっていた１５分間で、背中まで伸びていた髪を１０センチ以上カット。メンバーを驚かせた。

　前夜は「布団の中で泣いとった」と名古屋弁で明かしたエース。感極まったまま迎えた集大成の舞台。「大好き！幸せ！ありがとう～！」と泣き笑いで締めた。