元ＣＢＣでフリーの石井亮次アナウンサーが１０日にＴＢＳ系で放送された「人生最高レストラン」（土曜、後１１・３０）に出演し、同局系「ゴゴスマ～Ｇｏ　Ｓｍｉｌｅ」では進行役に徹しており、本当は「めっちゃしゃべりたい！」と明かして笑いを誘った。

　石井アナは、大先輩にあたる古舘伊知郎アナと「初めてご飯を一緒に行ったとき」の思い出を敬意を込めて披露した。

　古舘アナと２人で食事に行くことになったきっかけを聞かれ、石井アナは同局系ドラマ「下町ロケット」で共演したことを話した。古舘アナはドラマ中の役で出演し、石井アナはエキストラだったという。そのときに「待合でバタッと会った」そうで、古舘アナは石井アナを見て、「あ、見てるよ石井ちゃん。ゴゴスマでしょ、見てるよ。座んなさい」と言ったという。石井アナは古舘アナの口調を見事にまねた。１時間、話し込んだという。

　話題を聞かれ、石井アナは、古舘アナがキャスターを務めたテレビ朝日「報道ステーション」の最終回のことだったと話した。石井アナは「報道ステーション最終回で最後７分３８秒。ひとりで演説されたあれ、かっこ良かったです。『人の情けにつかまりながら折れた情けの枝で死ぬ　死んでまた再生する　どうもありがとうございました！』あの最終回かっこよかったです、古舘さん！」と立て板に水のごとく、まったくかまずに早口で話した。

　ＭＣの加藤浩次が「今みたいなしゃべり、ゴゴスマで出さないですね。分けてんだな」と鋭いツッコミ。石井アナは「フリ役ですから。おさえてます」と「ゴゴスマ」では進行に務めていると応じた。さらに加藤が「本当はめちゃめちゃしゃべりたいんだ？」とツッコむと、石井アナは「めっちゃしゃべりたい！」と実感を込め、大きな笑いを誘った。さらに石井アナは「今日はこんな真ん中に座って、僕の話聞いて下さるんでしょ。天国です！」と加藤や島崎和歌子ら４人に囲まれてご満悦だった。