お笑いコンビ、おぎやはぎ・小木博明が２４日、フジテレビ系「バイキングＭＯＲＥ」に出演。「何もやってない！」と小池百合子都知事に怒りまくる、お笑いタレント・カンニング竹山とは対照的に、冷静に毒を吐いた。

　番組では急増している新型コロナの変異ウイルスに対し、政府が検査を４０％まで引き上げる方針を示しているが、東京都の２月以降の検査状況が１０％前後にとどまっていることを伝えた。

　これに竹山が「ほんっとにもう…呆れるぐらい何にもやってねえなって。だって飲食店に命令出したりしてるんですよ。ここには何も出せないのかって」「我々都民は外れ引いたのよ。外れ引いたことに気がつかないと！」「国との連携だって小池さん、あんた一番強いんじゃなかったのって話でしょ。そしたら、やれよって話ですよ！」などと怒りで暴走。

　すると、小木が「でも先週も言ったけど、やっぱフレーズのヒット作が出てないの最近。最後が『テレハーフ』なのよ、その焦りがすごいあるの、今。会議ですごい考えてっから」と、緩い調子で一刺し。小木は前週１７日にも「でも小池さん、フリップ芸やってるよ、ちゃんと。フレーズ考えて」と、竹山の怒りに口を挟んでいた。

　相方の矢作兼も「よく考えたら取りましたよね、流行語大賞。流行語大賞取った芸人って、だいたいいなくなっちゃうじゃない。ちょっとヤバいんじゃない」と悪乗り。ＭＣの俳優・坂上忍が「芸人じゃないから！任期があるから！」とツッコんだ。