渡辺謙 最優秀助演男優賞 阪神の怪物ルーキー・佐藤輝にアカデミー賞級の期待

 第44回日本アカデミー賞の授賞式が19日、都内で行われ、俳優の草なぎ剛(46)が初の最優秀主演男優賞を受賞した。対象作「ミッドナイトスワン」は最優秀作品賞にも選ばれるなど3冠。最優秀主演女優賞には、昨年、最優秀助演女優賞を受賞している長澤まさみ(33)が輝いた。最多6冠を獲得したのは「Fukushima 50」。式は昨年に続き無観客で開催された。

 東日本大震災直後の福島第一原発事故を描いた「Fukushima 50」が最多6冠に輝いた。最優秀助演男優賞の渡辺謙(61)は「“福島の力”を、このブロンズに込めていただけたんだなと思っております。福島の皆さん、獲りましたんで、どこか飾ってもらえるところに寄贈したいなと思います」と感謝を伝えた。

 熱狂的な虎党として知られる渡辺は、撮影中の強烈なエピソードも告白。「監督(若松節朗氏)がいつの日からか、巨人のメガホンを持って“よーいスタート”をかけ始めたんですよ。ちょっと僕、宗派が違うもので、『それはないだろ!』と。僕は真面目な芝居がしたいのに、そのメガホンはなんだということで、ちょっと目を盗んだ隙にゴミ箱に捨てました」と打ち明けて笑いを誘った。

 オープン戦から本塁打を量産している怪物ルーキー・ドラ1の佐藤輝明内野手(22)には「期待が膨らみます」とアカデミー賞級の期待を寄せた。

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