青木理氏 山田真紀子前内閣広報官を調査しない政権に「詭弁にもならない詭弁」

 ジャーナリストの青木理氏が7日、TBS系「サンデーモーニング」に出演。内閣広報官を辞職した山田真貴子氏が新たにNTTからも接待を受けていたという疑惑を調査しないとした政権に対し「詭弁にもならない詭弁。あぜんとする」と強い口調で語った。

 菅義偉首相の長男・正剛氏が勤める放送事業会社「東北新社」から約7万4千円の接待を受けたことが問題視され、内閣広報官を辞職した山田真貴子氏らが、NTTからも高額な接待を受けていたことが判明。だが山田氏が既に体調不良を理由に広報官を退任しているため、自民党は事実確認する立場にないとした。

 青木氏は「辞めてるからもう調査しないって、在任中の問題なわけですよ」と指摘。新たにNTTの接待疑惑が出たことで、「在任中に起こした問題。当然調べなくちゃだめじゃないですか」とした。「だって辞めた方なので調査の権限がないって言ったら、やめた人はみんな罪をすべて免れてしまうってことになるわけで。こんな詭弁にもならないような詭弁が果たして許されるのか」とコメントした。

 さらに「こういう答えをすること自体が、ちょっとあぜんとするというか、神経を疑うところがある。ほかにもツッコミどころたくさんあるんですけど、この1点をとっても。いまの政権のこの問題に対する向き合い方ってものを、根本的に疑問に感じてしまうところでありますよね」と強い口調で話した。

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