小池都知事「都の考えと一致」 首都圏の緊急事態宣言延長方針に
東京都の小池百合子知事(68)は3日、都庁で取材に応じ、菅義偉首相が首都圏1都3県に対して緊急事態宣言延長の方針を示したことについて「延長という考え方は、基本的に都の考え方と一致する」と述べた。
小池知事は東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長、政府の丸川珠代五輪相、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長、国際パラリンピック委員会(IPC)のアンドリュー・パーソンズ会長による5者協議の後で取材に応じ、「国において1都3県の感染状況、医療提供体制を十分勘案されてのものと認識している」と言及。「延長という考え方は基本的に都の考え方と一致するもの」としたが、一方で「どういう形での延長がその後の感染拡大につながらないか、リバウンドしないか、極めて重要な期間になる」と提起した。
また「これからも国と、1都3県と連携しながら進めていきたいと考えている」と語った。