菅首相「感情で人事やったことない」 NHK改革反対の課長「左遷」は政策

 菅義偉首相が1日、衆院予算委で、野党の追及に対し、「私は感情で人事をやったことはありません」と反論した。

 立憲民主党・山井和則衆院議員が、菅首相の著書「政治家の覚悟」を手に質問。著書には、総務相時代に「NHKの担当課長を更迭」との旨の記述があるとし、官僚には菅首相と意見を異にすると飛ばされるのではないかとして忖度が広がっているのではないかとただした。

 これに菅首相は「私は感情で人事をやったことはありません。私はすべて政策によって人事をやってます」と反論し、「私たち政治家は、国民の皆さんと、さまざまな政策を約束して当選するんじゃないでしょうか。国民から負託を受け、その政策を実現するために」と述べた。

 「だから私は本に書いている。堂々と、政と官の役割は、しっかりとした中で行うべきである。そうでなければ、本に左遷したことなど書くわけないじゃないですか。私はNHK改革をやりたい。私の公約でもありました。そこに政策で反対する人、そこに置いておいていいんですか。それは政策です、感情じゃないんです」と経緯を説明した。

 「結果として責任持つのも政治だと思いますよ。私なにも違ってること言っていないと思います」と語った。

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