菅首相「私は常に覚悟持って政治」…宣言解除、専門家は「相当慎重」と指摘され

 立憲民主党・辻元清美衆院議員が1日、衆院予算委員会で、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の解除判断について、菅義偉首相に対し「総理の進退がかかるくらいの責任が生じる。全面解除はそれくらいの覚悟で決断するということでよろしいですね」と問うた。これに菅首相は「諮問委員会の意見を聞き、最後はわたくしが内閣総理大臣として判断いたします」と回答。「私は常に覚悟を持って政治を行っています」と述べた。

 辻元氏は、昨年末に東京の新規感染者が1300人に達したときに、菅首相が「想像していなかった」と語り、1月の緊急事態宣言発令時に1か月解除について「仮定のことは考えない」と述べたことを挙げ「大丈夫かと思った」と指摘。そのうえで「今度は解除したら、想像しませんでしたとか、仮定のことは考えないというのは通用しない」と迫った。

 辻元氏は、現在専門家が「相当、慎重です」とし、解除は重い判断になるとも指摘した。

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