小沢一郎氏、菅首相長男らの総務省職員接待に指摘「悪質な贈収賄事件の疑いが濃厚」

 立憲民主党の小沢一郎衆院議員が23日、公式ツイッターに新規投稿。菅義偉首相の長男・正剛氏が勤める放送事業会社「東北新社」による接待問題で、計13人の総務省職員が同社側から接待を受けていたことが明らかになったことを受け、「贈収賄事件の疑いが濃厚」と指摘した。

 小沢氏は「総理と総理の長男と総務省のずぶずぶな関係。もはや違法接待などの問題では済まされず、悪質な贈収賄事件の疑いが濃厚」と指摘。さらに、「彼らがどれだけ接待され、一体何を頼まれたのか、捜査機関が、きちんと捜査すべき」と真相解明を求めた。

 その上で、同氏は「国民が腐敗・汚職に慣れたら、最悪の国になる。阻止しないといけない」と訴えた。

 また、菅首相の長男と会食した谷脇康彦、吉田真人両総務審議官が22日の衆院予算委で、長男らが利害関係者との認識はなかったと釈明したことについて、小沢氏は「国会で保身のため嘘と言い訳に必死の総務省幹部。こんな恥ずかしい姿を後輩は、これから公務員になろうという若者は、どう見るだろうか」と問題提起した。

 総務省は今回の問題について、首相会見の進行役を務める山田真貴子・内閣広報官が総務審議官だった2019年11月に東北新社から接待を受けた際、飲食単価が7万4203円だったことも報告。国家公務員倫理規程上の「利害関係者からの接待」に該当するか、その可能性が高いと認定している。

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