平野啓一郎氏、首相長男の接待1人7万4203円に皮肉「いいワインでも開けたのか」

 芥川賞作家の平野啓一郎氏が22日、ツイッターに新規投稿。菅義偉首相の長男・正剛氏が勤める放送事業会社「東北新社」による接待問題で、計13人の総務省職員が同社側から接待を受けていたことが明らかになった報道などを引用して、苦言を呈した。

 平野氏は「前首相とその妻もそうだけど、家族で権力を思い切り私物化しまくるよね。どういう神経してるのか」と指摘し、「しかし、国民はまず自助!」と皮肉を込めた。

 さらに、総務省が22日の衆院予算委員会理事会で、首相会見の進行役を務める山田真貴子・内閣広報官が総務審議官だった2019年11月に東北新社から接待を受けた際、「飲食単価」が7万4203円だったと報告したことを受け、「一人7万4203円は、強烈だな。よっぽどいいワインでも開けたのか」と連続投稿した。

 総務省は今回の接待問題について、国家公務員倫理規程上の「利害関係者からの接待」に該当するか、その可能性が高いと認定し、衆院予算委員会理事会に報告。24日にも処分する方向で調整している。首相の影響力を背景に行政がゆがめられた疑いがあるとして問題視されている。

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