杉咲花が主演のＮＨＫ連続テレビ小説「おちょやん」（月曜～土曜８時・土曜は一週間振り返り放送）。２月２３日は第５７話が放送される。思いがけないファーストキスに、千代は…。

　「若旦那のハイキング」舞台初日。恋人と一緒に死を選ぶ場面で、大切な弟・ヨシヲを思い、役になりきる千代（杉咲花）。熱のこもった芝居をする千代に引っ張られ、一平（成田凌）は思わず接吻をしてしまう。すると劇場にいた警官に見つかり、即刻芝居は中止に。結局、鶴亀株式会社の熊田（西川忠志）らが必死に頭を下げ、公演は続けられることになる。千代にとっては、初めての接吻だった。「岡安」のお茶子たちが必死に慰めるのだが…。

　女優の道に全てを懸けるヒロインが喜劇界のプリンスと結婚し、昭和の激動の時代に大家族のような劇団生活を経て、自分らしい生き方と居場所を見つけていく姿を描く「おちょやん」。卓越した演技力でいま最も注目される女優のひとり、杉咲花がヒロインを熱演。脚本は「半沢直樹」「家政夫のミタゾノ」など多くの注目ドラマを手掛けてきた八津弘幸。秦基博が書き下ろした主題歌「泣き笑いのエピソード」は、悲喜こもごも巻き起こる「おちょやん」の毎日に彩りを添える。