坂上忍「頑張ってる所にはご褒美でしょ!」 西村氏「知事の腕の見せどころ」発言に

 フジテレビ系「バイキングMORE」が22日、17日に島根県・丸山達也知事が政府のコロナ対策やコロナ支援策などを批判し聖火リレーの中止検討発言をしてからの一連の動きを特集。19日には島根県知事が感染非拡大地域でも協力金などを要望していることについて質問された西村康稔経済再生相が「それこそ知事の、あるいは市町村長の腕の見せどころ」などと答えたことを問題視した。

 丸山知事の聖火リレー中止検討発言をめぐっては、18日に島根県選出の自民党・竹下亘元総務会長が「知事を呼んで注意をしっかりしなきゃいかん」と発言して批判にさらされた。

 19日には西村経済再生相が逆提案発言。島根県知事が感染非拡大地域でも協力金などを要望していることを問われ「それこそ知事の、あるいは市町村長の腕の見せどころ。島根県は(感染が)非常に低い状況が続いていると思いますので、そういった取り組みも可能ですし、自由度の高い交付金もお配りしておりますので、ぜひこれを活用していただいて…」と答えた。

 これにはMCの俳優・坂上忍が「西村さん、いろいろちょっと把握してるのかなって。この人、経済再生担当大臣なんでしょ?ちょっとビックリしましたけどね、僕」とあ然。

 番組では「自由度の高い交付金」について詳報。「地方創生臨時交付金」のことで、人口・財政力・感染状況などに基づき算出されており、島根県の交付限度額(1次、2次、3次補正予算)は合計約234億円。交付対象になるのは、政府に実施計画を策定・提出した地方公共団体(都道府県・市町村)だという。

 ジャーナリスト・鈴木哲夫氏は「西村さんの発言、申し訳ないけどアウトです。とにかくまず一回(実施計画を策定・提出して)お伺いをたてるっていう、その時点でもう自由度はない。額も少ない、それと人口比もそう。コロナっていうのは相対的なものじゃない。それぞれの地域がそれぞれのコロナの悩みを持っているのがコロナ。それに対して国はもう全部お金渡して、その地域で使いなさいと、これをやらなきゃいけない」と論じた。

 坂上も「『感染状況などに基づき…』っていうじゃないですか、頑張ってる所なんだから逆じゃないの、頑張ってる所にはご褒美でしょ!」と叫び、さらなる支援を訴えた。

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