茂木健一郎氏、森喜朗会長の「失言」に見解「日本の指導者選びのプロセスそのもの」

 脳科学者の茂木健一郎氏が26日、ツイッターに新規投稿。新型コロナウイルスの感染拡大によって今夏の五輪開催が危ぶまれている中、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の「失言」に対してIОCなど海外の五輪関係者が懸念しているという報道を引用し、自身の見解を示した。

 茂木氏は「森さんや二階さんは組織の中で自分よりも下の方に対する言葉は忖度に支えられて通じるのでしょうが、不特定多数の方へのパブリックスピーチは必ずしもお得意ではない」と指摘。「日本の指導者選びのプロセスそのもの」と政界にも照らし合わせた。

 森氏はコロナ禍の危機感が出始めた昨年2月に選手に感染への注意を呼びかけた上で「私はマスクをしないで最後まで頑張る」と発言して物議を醸した。

 今年1月12日に都内で行われた講演会では、約8割が今夏の五輪開催に否定的だった複数の世論調査に対して「国民がどうしようかという時期になぜ調査するのか」と不満を漏らす一方、「実は内心は、もしかしたらという思いが、ないわけではない」「私の立場では、今年難しいとは口が裂けても言えない」とも漏らしていた。

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