橋下徹氏 PCR受け猛批判を振り返り…石原議員入院に「いろんな事情ある」

 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が25日、TBS系「グッとラック!」で、自民党の石原伸晃議員が新型コロナに感染し、既往症があることから即入院となったことに、自身の体験も踏まえ「これで死に至ったら大問題になる、もっと冷静に言っていくべき」と訴えた。

 番組では、石原議員の新型コロナ感染を取り上げた。石原議員は無症状だが、既往症を持っているため入院。だが世間では、症状が出ても入院できない人も多数いることから、無症状での即入院に厳しい声が上がっている。

 橋下氏はまず、石原氏の会食は昼間だったことを挙げ「午後8時以前はお店のことも考えて、感染対策をやった上での会食は当然認められること。そうでないとお店はやっていけない」とコメント。

 さらに、無症状での入院に批判の声が上がっていることにも触れ「医師の判断で既往症もある」と石原議員の体調も指摘。橋下氏自身も、昨年3月に熱が下がらず、2週間の待機後に医師の判断でPCR検査を受けたが「世間から特権使ってPCRを受けたんじゃないかって、猛批判を受けました」と自身の体験を振り返った。

 橋下氏は「今、甲状腺炎でかれこれ10カ月ちかくたっているが、まだ治療中」と当時の体調不良がいまだに治っていないことを明かし「当時は(橋下氏自身が)PCR検査を広げるべきではないと言っていたこともあるので、批判を受けてもしょうがないが、いろんな事情があるんで、石原さんは無症状でまずいまずいって言っていたら、既往症で死に至ったら大問題となる」とも語り「批判するにしても冷静に言っていくべき」との考えを示していた。

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