渡辺王将2連勝 激しい終盤制した 王将戦第2局
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渡辺明王将(36=名人、棋王との三冠)に永瀬拓矢王座(28)が挑戦する、第70期王将戦七番勝負第2局第2日が24日、大阪府高槻市の「山水館」で指され、渡辺王将が120手で勝利し、シリーズ2連勝とした。
先手番である永瀬王座の得意戦法・相掛かりに進み、初日から激しい将棋となった。最終盤はAIの評価値が大幅に揺れる際どい展開に。秒読みの永瀬に対し時間的余裕のあった渡辺が冷静に詰みを読み、熱戦を制した。
渡辺は「読まされる将棋だった。来週すぐ(第3局が)あるので疲れを取って臨みたい」と意気込んだ。