姜尚中氏 首相に注文「本当に考えていること、伝えたいことを言わなければ」

 政治学者の姜尚中氏が24日、TBS系「サンデーモーニング」に出演し、新型コロナウイルス対策をめぐる菅義偉首相の言葉に注文を付けた。

 姜氏は「不安と不信と不況というか、この3つの不に対する国民の、おそらく青ざめている状態なわけですね。この時大切なことは、政治家の言葉なんですね」と、コロナ禍における国民の思いや、今の日本に必要なものを説明。

 菅首相が官房長官時代に一度インタビューしたことがあったという姜氏は「彼は、(師匠の)梶山静六さんの言う、雇用を守ることが政治家の使命であると。ただ、雇用を守る前に、やはり生命を守らなきゃいけませんし、そのために政治家として言葉を発してほしい」と求めた。

 そして「自分の本当に考えていることを、国民に伝えたいことを言わなければ、今のような不安や不信や不況、こういうものに対する国民の持っている疑念というものは晴れないと思いますね」と、菅首相自身の言葉で国民に訴えることが必要であるとしていた。

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