吉村知事 緊急事態宣言延長案に「ずっと締め続けるのは持続しないのでは」
大阪府の吉村洋文知事が22日、大阪・ABCテレビ「キャスト」に生出演。緊急事態宣言について、あくまで現時点で発出されている2月7日までという考えを示した。
緊急事態宣言をめぐっては、1カ月の延長案などの報道も出ているが、吉村知事は「府民の皆さんのご協力で集中して感染拡大を抑えていきたい。なんとか2月7日まで、そこで緊急事態宣言はいったん終了する、ってやらないと。ダラダラ続けていくのでは、逆に効果がなくなってくると僕は思います。ずっと締め続けるというのは、持続しないんじゃないかな」と2月7日で一度宣言を解除し、その後、感染者が右肩あがりになれば、再び検討するなどの考えを示した。
医療体制のひっ迫状況などから医療界からの反発は必至だが、「医療の皆さんは大変な中でやっておられる。(感染者が)1ケタにならないと、とかいろんなご意見もあります」と理解を示した上で、「なんとか2月7日まで集中してご協力をお願いしたい。本当に医療体制はひっ迫しています」と集中して感染を抑制することで、ゴールを見つけたいとの思いを訴えた。
緊急事態宣言解除の目安として「300人を下回る…だいたい200人台になる数字、300人以下を目標にしたい」とした。
この日、大阪府では新たに450人の感染が確認された。