橋下氏が政府の方針にダメ出し 「こんなブレーキのかけ方だったら国民は従わない」

 元大阪府知事、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が22日、フジテレビ系「バイキングMORE」にリモート出演し、首都圏1都3県に緊急事態宣言を発令した政府のコロナ対策にダメ出しした。

 番組では再度の緊急事態宣言発令から2週間が経過し、最近は曜日ごとの最多を更新することが減ってきている状況を伝えた。

 だが意見を求められた橋下氏は「いま全然ブレーキ効いてません」とバッサリ。「まず目標が人流を抑制するという話をしておきながら、そのような策を講じているかといったらやってない。いま午後8時以降の飲食店の営業を自粛するというのがメーンになっていて、昼間はデパートも開いてれば普通のお店は開いている。普通のお店を開けていながら人流を抑制するなんて絶対不可能な話なんですよ」と言い切った。

 さらに続けて「繁華街の人出を本当に抑制するんだったら、繁華街ピンポイントで全部営業中止しなければならない。そうなったら補償金出さなきゃいけない。どうも政府は補償金を出すか出さないかで判断の基準を決めていて、補償金なるべく出したくないから、補償金出さざるをえないところ、まさに午後8時以降の営業だけを自粛させてそこだけ補償金を出して、あとは補償金出しませんよ、自由にやってくださいねって言っておきながら、国民に対しては外出は控えて下さいと。こんなブレーキのかけ方だったら、国民は従いませんよ」と、声高に訴えた。

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