平野啓一郎氏、自民党の「五輪中止100%ない」に「1%も検討しないという狂気」

 芥川賞作家の平野啓一郎氏が21日、ツイッターに新規投稿。自民党の下村博文政調会長が20日の会見で、今夏の東京五輪・パラリンピック開催を巡り、浮上している中止論を「100%ない」と完全否定したことを受け、「中止の可能性を1%も検討しないという狂気」と指摘した。

 東京五輪に関し、ロンドン大会組織委員会幹部が新型コロナウイルスの世界的な感染状況から中止の可能性が高いとの見解を示したことから、その可能性を問われた下村氏は「100パーセントないだろう。菅義偉首相も強い決意を述べていた」と語った。

 一方、21日の衆院本会議で、共産党の志位和夫委員長が「五輪開催ありき」ではなく、ゼロベースで再検討して東京都や組織委員会、IOCとの協議を求めたことから、ツイッターでは「志位さん」がトレンド入り。

 志位氏は「アスリートの練習環境が国によって格差があるためフェアではない」「半年後に多く医療従事者を五輪のために働かせるのは現実的でない」「ワクチンを前提にして開催することはありえない」といった理由を挙げて質問したが、菅首相は「安全安心な大会を実現する」などと開催を強調した。

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