古市憲寿氏が自説「今年は逆に歌いたい子が歌えない。どっちもどっちっていうか…」

 フジテレビ系「とくダネ!」で20日、卒業式などで歌いたいのに歌えないという声や、全日本合唱連盟と東京都合唱連盟が医師の監修のもと、歌うことでどれぐらい飛沫が飛ぶかを検証したデータなどを報告。感染リスクの低い隊列や飛沫が飛びやすい発音などがわかったが、スペシャルキャスターの社会学者、古市憲寿氏は「今年は今年で歌えないというのはある種しょうがないのかなと思うんですけどね」と自説を述べた。

 スーパーコンピューター「富岳」を使った実験によると、4~5人が横に並び、前後を1メートル空けた場合は前列の人に大量の飛沫が飛ぶが、横に並ぶのを2~3人にして1・2メートルの距離を取り、前後を2メートル空けると前列の人に飛沫は直接かからないという結果に。理化学研究所によると、この隊列にすると、感染リスクは当初の8分の1に軽減され、マスクをつければさらに減らせるという。

 番組ではさらに、子音を発音するときやドイツ語の歌、巻き舌の発音などで飛沫が多く出ることも報告。また全日本合唱が距離を取れない場合の練習法として、母音やハミングでの練習を提案していることを紹介した。

 これらのレポートを見守った古市氏は「合唱部の人が歌いたい人が歌えなくて残念だっていうのはわかるんですが、卒業式など全員が歌う場面で、歌いたくないのに歌わされてる子もいるわけじゃないですか。毎年歌いたくないのに歌わされてきた子は歌わされてきてて、今年は逆に歌いたい子が歌えない。何かどっちもどっちっていうか、今年は今年で歌えないというのはある種しょうがないのかなと思うんですけどね」と、自身の経験も交えた?自説を展開。「古市さんは普段からあんまり歌わないでしょう」と聞かれると「歌わないでしょう。みんなで歌うのは考えられない」と答えていた。

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