山口二郎教授、五輪開催可否「3月上旬までに」の山口香氏を評価
山口二郎法政大学教授が19日夜、ツイッターに新規投稿。新型コロナウイルスの感染拡大で開催が危惧される東京五輪・パラリンピックについて、JOC理事の山口香氏が「3月上旬までに開催可否の判断を」と毎日新聞の取材に示した見解を引用し、「スポーツを愛する人ならではの発言」と評価した。
山口氏は「スポーツ界の良心とも言うべき山口香氏。オリンピックを嫌われ者にしないでほしいとは、スポーツを愛する人ならではの発言」と敬意を表した。
ソウル五輪柔道女子52キロ級銅メダリストで世界選手権金メダリストでもある山口氏は取材に対して「判断が長引けば長引くほど国民の気持ちが五輪から離れていく。五輪を嫌われ者にしないでほしい」などと述べ、五輪予選を兼ねたテスト大会などが再開予定となり、緊急事態宣言の効果や感染者数の動きが見えてくるであろう「3月上旬」が期限という見通しを示した。