タレントのヒロミが１９日、フジテレビ系「バイキングＭＯＲＥ」に出演。前日の菅義偉首相の施政方針演説について「今までの人も響いてないから」と、菅首相の演説だけが響いていないわけではないと話し、紙を持たずに情熱的に本当の思いを語ってほしいと要望した。

　番組では菅首相の施政方針演説について、街の声や専門家の意見を紹介。「原稿を棒読み」「伝わってこない」「マスクで表情が見えないだけに、重要なところは下を向かずに目で訴えるべき」などと厳しい声が続いた。

　感想を求められたヒロミは、菅首相だけではないと力説した。「これが響くか響かないかっていうと、まあ響かないっちゃ響かないけど、今までの人も響いてないから。別に菅さんが極力響かなかったというわけではなくて、みんな日本の政治家さんは（用意した紙を）読んでて、安倍さんもずっとそうで。あれを持たずに、情熱というか本当の思いとかで語ってくれるようになってくれたらいいのになと思いますよ。ああいう人なんか演説うまいはずじゃないですか。そういうの一回見てみたい。誰かやってくれないかな」と提案した。

　一方、お笑いコンビ、ブラックマヨネーズの小杉竜一は淡々とした語り口が持ち味だと強調。「官房長官の時からこういうしゃべり方やったんで、総理大臣になって急に変わることもないんかなと思ってて。逆に淡々としゃべってるのが、冷静で頼りがいあるんかなと思うタイプやったんで、ここで急に松岡修造さんみたいに変わられても困るなと思って」と話した。