ジャニーズＪｒ．ユニット・美　少年の那須雄登（１９）が、ミュージカル「魔女の宅急便」（３月２５日開幕。新国立劇場）に出演することが１５日、分かった。作家・角野栄子氏の同名児童文学を原作に、宮崎駿監督で映画化されたことで有名な人気作。那須は井上音生（１６）演じる主人公・キキの相手役となる少年・トンボ役を演じる。

　昨年はドラマ「姉ちゃんの恋人」（フジテレビ系）などに出演し、俳優として活躍の場を広げている那須。ジャニーズ公演以外の舞台出演は初めてとなる。頭脳明晰な少年という役どころで、現役慶大生の那須にぴったりのキャラクター。「僕が演じるトンボは好きなことに真っすぐな性格が魅力なので、自分なりのトンボを演じていけたらと思っています」と意気込んだ。

　また、主役の井上は、２０１６年に「東宝シンデレラ」審査員特別賞を受賞。今回が初のミュージカル挑戦となる。同じ事務所の福本莉子（２０）がキキを演じた３年前の公演を観劇し、感動で涙したといい「その時から私もキキを演じてみたいと思っていました」と心を躍らせた。