吉村知事 緊急事態宣言再発令に「またかと思われることもあるかと思いますが、何とか抑えたい」

 大阪府の吉村洋文知事が12日、新型コロナウイルスの対策本部会議を終え、会見に応じた。大阪、兵庫、京都の3府県は国に緊急事態宣言の発出を要請しており、政府は13日にも発令する見込みで、「2月7日までに緊急事態宣言が終了できるよう、集中して対策をしていきたい」と語った。

 午後7時過ぎ、囲み会見の冒頭、吉村知事は「感染状況、医療体制のひっ迫、この数日間で急激に増えている陽性者の数」に危機感を示し、「これまでさまざまなお願いをしてきた中で、またかと思われることもあるかとも思いますが、なんとか今の緊急事態を抑えることで府民の皆さんの命を守りたい。できるだけ早めに対応することで、仮に緊急事態宣言の期間とされる2月7日まで、できるだけ集中して対策を取ることが、社会経済に対する影響…、ダメージが生じるのは避けられないことではありますが、何とかその中でも(社会経済に対する影響を)なんとかその中でも抑えられる、と判断した」と緊急事態宣言の発出を国に要請したことを説明した。

 この日の会議では、1月5日以降、新規陽性者数が急増し、直近1週間は前週比1・96倍とほぼ倍増していることなどが報告された。

 知事は府民に「ご理解、ご協力をお願いしたい」として、「不要不急の外出移動の自粛」を挙げ、さらに「特に20時以降の不要不急の外出自粛を徹底してほしい」と訴えた。

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