金正恩氏が朝鮮労働党総書記に就任 父の故・正日氏以来…統治体制強化へ

 北朝鮮の朝鮮労働党は10日、平壌で開催中の党大会で金正恩(キムジョンウン)氏を党総書記に選出した。同氏は即日就任した。北朝鮮メディアが11日、一斉に伝えた。党トップとしての党委員長ポストを廃止し、2011年に死去した父、故金正日(キムジョンイル)総書記の肩書を復活させた。

 10日に採択された党大会決定書は、総書記を「全党を代表し指導する党の首班」と規定。正恩氏は12年に新設の党第1書記に就任、16年の前回党大会でも新設の党委員長に就いた。頻繁な肩書の変更や組織改編は、依然、権力世襲の正当化を迫られていることの裏返しとも言える。

 政治局員は半数近くが交代。正恩氏の妹、金与正(キムヨジョン)氏は政治局員候補から外れた。

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