吉村氏「赤信号を急に出した」「テレワークの動き広がってる」 通勤電車の満員指摘に

 大阪府の吉村洋文知事(45)が5日、読売テレビ「ウェークアップ!ぷらす」に生出演した。新型コロナウイルスの医療体制が逼迫(ひっぱく)しているため、吉村知事は3日に府民に対し「医療非常事態宣言」を発令。15日まで『できる限り、不要不急の外出を控えていただきたい」としたが、改めて説明した。

 独自の判断基準「大阪モデル」でも赤信号をつけ、通天閣などへも赤いライトアップを要請した吉村知事は「不要不急の外出がそもそもなんなんだという議論もあるかと思う。一人一人、考え方も違うと思うので。いま感染がかなり広がってるから、できるだけ、きょうやらなくていい、明日やらなくてもいい外出は控えていただきたい」とメッセージ。

 「大阪全体の接触を減らすことで、感染者の全体数を何とか減らしていきたい。医療が非常事態ということで赤信号をつけさせていただいた」とした。

 キャスターの辛坊治郎氏(64)は、春先の国レベルの緊急事態宣言の際は企業のテレワークが徹底されたため、大阪の通勤電車はガラガラになったことと比較し、「医療非常事態宣言」から一夜明けた前日(4日)は「手配が間に合わなかったこともあるが、通勤電車は現状、普通だった」と指摘。

 吉村知事は「私のところにも話は来てるが、赤信号を急にボーンと出したので、それを受けていろんな企業で明日からテレワークをという動きが広がってきてる」と明かした。そして、「どこかでスタートしないといけないので、重症病床使用率が70%が赤信号の基準だが、その前の段階で出すべきだと思って出した。ここから府民、企業の皆さんにお願いしたい」と呼びかけた。

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