愛子さま 19歳誕生日 成年皇族へ準備着々 11月「立皇嗣の礼」見守り心構え思索

 天皇、皇后両陛下の長女愛子さまは1日、19歳の誕生日を迎えた。4月には学習院大文学部の日本語日本文学科に進学したが、新型コロナウイルス禍でオンライン授業が続いている。来年の誕生日には成年皇族となるため、本格化する公務にも気持ちを向けている。

 コロナ禍で大学の入学式も中止。「日本文学講義」といった専門科目や、英語やスペイン語、スポーツ・健康科学などをオンラインで学ぶ。10月に新入生ガイダンスのため初めて通学し、教員や新入生と顔を合わせた。報道陣からの呼び掛けには「新しい知識を得た時に感じられる喜びを大切にしながら、さまざまなことに取り組んでいければと思っております」と抱負を語った。

 日本の古典文学への関心が高く、学習院女子高等科の卒業リポートは源氏物語などを読んで「平安時代の猫と犬-文学作品を通して-」を作成し、学校の基準の倍近い分量で提出した。

 11月の「立皇嗣の礼」は、テレビなどで見守った。側近によると、一連の代替わり儀式や行事は、皇室の歴史や伝統、上皇ご夫妻の歩みを学ぶ機会になった。また、両陛下に日々接することで、成年皇族の心構えについて思索を深めている様子という。

 コロナ禍で夏の静養などの外出は控え、赤坂御用地で両陛下と散策し、飼っている犬の「由莉」や猫の「みー」「セブン」の世話をするなど、家族の時間を大切にした。

 愛子さまの誕生を記念してタイから贈られ、上野動物園で飼育されているゾウが10月に赤ちゃんを産んだ知らせに喜び、会える日を楽しみにしているという。

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