西村大臣 大阪の医療体制支援明言、看護師確保へ 週末に吉村知事と電話会談

 西村康稔経済再生担当相は30日の記者会見で、この日第一期分30床が完成した、大阪府の新型コロナウイルスの重症者専用施設「大阪コロナ重症センター」について、看護師などの人材確保を「しっかりサポートしていきたい」と語った。

 週末に大阪府の吉村洋文知事と電話会談した西村氏は、「知事からは重症センターをできるだけ早く開設したい、と。看護師さんをはじめとする人材確保の要請がありました」と説明。「厚労省とも連携して、サポートをしっかり行っていきたい」と大阪府の医療体制支援を明言した。

 週末の時点で、同センターで必要な看護師役30人のうち、50人程度しか確保できておらず、吉村氏も30日の囲み会見で「何とか1人でも多くの看護師さんの確保をしたいと、今、呼びかけをしています」と険しい表情で述べた。

 大阪府では30日、新たに21人の重症者が判明し、計124人に。重症病床使用率は60・2%に達した。この日時点での重症者の実運用病床数は143で、患者受け入れ重症病床運用率は86・7%と医療体制がひっ迫している。

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