森進一&昌子の三男・森内寛樹としてソロデビュー 兄はワンオクTaka
歌手・森進一(73)と森昌子(62)の三男で、ロックバンド「MY FIRST STORY」のHiro(26)が、本名の森内寛樹としてソロデビューすることが30日、分かった。来年1月20日にソロデビュー作となるカバーアルバム「Sing;est」を発売する。バンドでの活動も継続し、2軸で音楽に取り組む。
森内は報道各社への文書で、「『歌声で勝負したい』という気持ちから、この度本名である“森内寛樹”としてカバーアルバムをリリースさせて頂きます」と報告。コロナ禍でバンドメンバーとも会えなかった時間に自分自身と向き合ったことが、“独り立ち”を決断するきっかけになったという。
「ファンのみんなから寄せられる励ましのメッセージを一つ一つ読む度に、“自分は何のために歌っているのか”と考える中で、“いつも応援してくれるみんなに、今自分は何が出来るのか”という気持ちが次第に大きくなっていきました」と説明した。
アルバムには、MISIA「アイノカタチ」、宇多田ヒカル「Automatic」、椎名林檎「ギプス」などを収録。「今回歌わせて頂く楽曲は、どれも僕が好きで普段から歌っている楽曲ばかりです」と選曲理由を明かした。
森内は21日に放送されたフジテレビ系「まつもtoなかい~マッチングな夜~」で、森と初の親子共演。森の代表曲「襟裳岬」を歌うなど話題となった。
長兄・Taka(ONE OK ROCK)に負けない迫力ある高音の歌声が魅力だが、トークの面白さもズバ抜けている。昨年テレビで共演したダウンタウン・松本人志からは「君、何でそんなに、しゃべり達者なん?R-1(ぐらんぷり)出てんの?!」と驚かれたセンスの持ち主でもある。