吉村知事 コロナ助け合い基金 4次贈呈実施

 吉村洋文大阪府知事(45)が25日、府庁で囲み会見に応じ、新型コロナウイルス感染症に関する医療や療養の従事者を支援する新型コロナウイルス助け合い基金の第4次贈呈を行う意向を明かした。

 府はこれまでも、-助け合い基金を通じて医療従事者や陽性者の療養先となったホテルの従業員にQuoカードやメッセージカードを贈呈してきた。府の発表によると寄付金の総額は25日午前9時の時点で33億円を超えており、現在は第3次贈呈の申請受付が締め切られている状態。吉村知事は「まだ基金は少しありますので、4次贈呈はやっていきます」と明かした。

 基金の贈呈の対象に「診療・検査医療機関」の従事者は含まれるのかという問いには「(機関の)数がすごく多いので、(基金を)割り当てるかどうかは検討させていただきます」とした。

 府はインフルエンザや風邪などの新型コロナウイルスと類似する症状を持つ患者が増えることに備え、発熱者が受診できる機関を「診療・検査医療機関」として指定している。

 吉村知事は「基金の残りの金額も考えていかなきゃいけない。重症病床で働いている方、最前線の命が助かるかどうかのところで治療されている方もいらっしゃいますから」と理由を述べ「寄付をいただいた人の気持ちもふまえて、残りの基金を適切に贈呈していきたいと思います」と話した。

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