木村拓哉×長澤まさみ 豪華タッグ再び 続編決定「マスカレード・ナイト」
俳優・木村拓哉(48)主演で昨年に公開された大ヒット映画「マスカレード・ホテル」の続編となる「マスカレード・ナイト」が来年9月17日に公開されることが17日、分かった。前作に続き木村主演で、ホテルマンとして捜査に潜入する刑事・新田浩介を演じる。新田とバディを組むヒロイン・山岸尚美役を、引き続き長澤まさみ(33)が務める。
木村×長澤のタッグで、再び予測不能なミステリーを繰り広げる。
東野圭吾氏の「マスカレード」シリーズ3作目の同名小説を原作に、舞台はおなじみの「ホテル・コルテシア東京」。警視庁に、とある殺人事件の犯人が、大みそかに同ホテルで行われるカウントダウンパーティー“マスカレード・ナイト”の会場に現れるとの密告状が届く。新田は再びホテルマンに扮して潜入捜査することになり、優秀なホテルマン・尚美とタッグを組み、難事件に挑む。
木村は、待望の続編に「同じ舞台といえども、また違う内容で新たに作品を構築していく楽しみがありますし、同時にプレッシャーでもあります」と気合いをにじませた。前作に続く長澤との共演に「すごく魅力的な方ですし、またご一緒できることがうれしい。今回も彼女らしい解釈で山岸としてそこに存在してくれると思うので、セッションが楽しみです」と話し、長澤も「木村さんは、集中して作品と向き合える空気感を作ってくださるので、今から撮影が楽しみです」と応えた。
原作者の東野氏は「木村さんの新田浩介、長澤さんの山岸尚美に再び会えると思うと、今からわくわくします」と期待。クランクインは来年1月の予定で、前作に続き、「HERO」などを手掛けた鈴木雅之監督(62)がメガホンを執る。
【前作あらすじ】東野圭吾氏原作の「マスカレード」シリーズの第1作目「マスカレード・ホテル」を実写映画化。
都内で3件の殺人事件が発生。全ての現場に数字の羅列が残され、予告連続殺人として捜査が開始された。警視庁捜査一課の刑事・新田は数字が次の犯行場所を示していると解読し、ホテル・コルテシア東京が4番目の犯行場所だと突きとめる。新田はホテルマンになりすまして潜入捜査を開始。教育係となったホテルのフロントクラーク尚美と衝突しながら犯人を追う。
小日向文世(66)、菜々緒(32)、生瀬勝久(60)、松たか子(43)ら豪華キャストが出演し、興行収入46・4億円の大ヒットを記録した。