宝塚歌劇花組トップ娘役・華優希、退団会見「最後の日まで課題に取り組みたい」

退団会見で心境を語る華優希=宝塚大劇場(撮影・山口登)

 来年7月4日で退団する宝塚歌劇団の花組トップ娘役の華優希(はな・ゆうき)が17日、兵庫宝塚市の同劇団で会見した。「最後の日まで精進して、一つひとつの課題に取り組みたい」と語った。 関連ニュース 宝塚歌劇に菅野よう子氏が楽曲提供 雪組トップ望海風斗は歌唱力に定評  オフホワイトのワンピースで登場した華は「私には光栄すぎるこの立場にさせていただいたときから『卒業の時期は考えないと』と思っていました」と振り返った。具体的には今年1月のトップスター柚香光のプレお披露目「DANCE OLIMPIA」のころに退団を決意。柚香の本拠地お披露目公演となる「はいからさんが通る」のお稽古が始まってから報告した。柚香からは「最後まで一緒に濃い学びをしていこう」と声をかけられたという。

 最初の相手役だった前トップスターの明日海りおに対しては「偉大すぎる方。私が相手役だなんて信じられなかったけど、おいて下さった」と感謝。現トップの柚香に対しても「下級生のときからお世話になった。私の弱さも長所や短所も全て受け入れ、導いて下さった。感謝してもしきれない」と吐露した。

 華は2014年に入団。早くから宝塚の娘らしい可憐な容姿で注目を浴びた。花組配属後の17年、外部劇場公演「はいから-」で柚香の相手役としてヒロイン花村紅緒を演じた。19年4月、前任の仙名彩世の後を受け、明日海の4人目の相手役として花組トップ娘役に就任した。

 明日海の退団後、柚香がトップとなり、そのまま相手役に。3月に「はいから-」が開幕予定だったが7月に延期。ようやく初日を迎えたが、クラスターが発生し、再び中断するなどコロナ禍が直撃した。「公演中止期間は心がゆらぎましたが、大好きな世界なので、辞めるときまで精いっぱいやりたい」と決意を新たにしたことを明かした。

 退団公演は「アウグストゥス-尊厳ある者-/Cool Beast!!」(宝塚大劇場4月2日~5月10日、東京宝塚劇場5月28日~7月4日)となる。

2020/11/17

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