伊藤健太郎釈放 迷惑ユーチューバー対策!?湾岸署警官30人以上配備
東京都渋谷区で乗用車を運転中、バイクに衝突し、2人に重軽傷を負わせて立ち去ったとして、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで29日に逮捕された俳優の伊藤健太郎(23)が30日午前、警視庁から送検され、同日夜、留置先の東京湾岸署から釈放された。東京地検が勾留請求しなかった。警視庁は任意で捜査を続ける。この日は出演した映画「とんかつDJアゲ太郎」が公開され、都内では伊藤不在で舞台あいさつが行われた。
湾岸署前には報道陣、やじ馬ら約200人が詰めかけ、伊藤が迎えの車に乗り込む際には、女子高生らファンから「健太郎~頑張って!」とのかけ声がこだました。芸能人の勾留が多い同署では、9月30日に大麻取締法違反(所持)の罪で起訴された俳優・伊勢谷友介被告(44)が保釈される際、ユーチューバーの一般男性が乱入した。この騒動を受けてか、この日は同署前にポールとコーンを設置して敷地内に入れないようにした他、警官30人以上を周囲に配備する対策を施していた。