みのもんた「ミリオネア」の裏話暴露 嫌いな人へ答えを誘導!?

 タレント・みのもんた(76)が、11月1日の読売テレビ「朝からみのもんた」(日曜、前6・30)で、元巨人監督の長嶋茂雄氏(84)やソフトバンク・王貞治球団会長(80)との思い出や、司会を務めたフジテレビ「クイズ$ミリオネア」での裏話を明かす。

 同局・平松翔馬アナウンサーから「みのさんのような表現力や言葉を身につけるには?」と質問され、スポーツ実況は「自分がそう感じた通りにやればいい」と回答。

 選手時代の長嶋氏は、守備で持ち場の三塁のみならず遊撃位置まで走って華麗に捕球したという。みのは「それがね、ゆっくり見えるの。一塁に投げ終わった後、人差し指と中指をいやらしく回す。これは絶品でしたね。転ばなくていいのにわざと一回転して転んだりしてね」と回想。「打った!長嶋が飛んだ!捕った!ゆっくりスローイング!指先が指先が指先が~」と実況していたという。

 再度、平松アナから「野球選手と距離を縮めるには?」と聞かれた。現役時代の王会長とも親しかったというみのは、試合後の和室での素振り、真剣での居合抜きも間近で見ていたという。ONについて「王さんってのは『ん~、そうだな』って質問を噛みしめてちゃんとコメントしてくれる。でも長嶋さんは違う。『ん~、いわゆるその~ちょっとゴメン、おしっこ』なんてね。こんな感じの人。天才肌」と比較した。

 タレント・渡辺満里奈からの「人生で一番大変だった番組は?」という問いに対し、『朝ズバッ!』と『サタずば』を挙げた後、「ミリオネア」の話題へ。「やっぱり僕も人間だから好き嫌いがあるじゃないですか。今だから言えますけどね」と打ち明け始めた。

 「この人に1000万行ってほしいなと思うとね…僕は答え(を)わかってませんよ?わかってないけど、僕でもわかる場合あるわけ。そういう時に間違った答えを言ってしまうと…」と前振りし、抑えめの口調で「ゆぅっくり考えてください」と再現。回答者は「え?じゃあ…C」と答えを変更。みのは「C?…正解」と誘導に成功していたという。

 一方、「嫌なヤツもいるのよね。そいつが『A』って正解を言うとする」とニヤリ。今度は回答者の方へゆっくり首を動かしつつ、あの目つきと、平たんな声で「A…ファイナルアンサァ?」。すると回答者は「ちょっと待ってちょっと待って、B」「…B?残、念」となるそうで、うれしそうに緊迫したやりとりを振り返った。

 強い印象を受けた解答者に北島三郎を挙げたみのは「とにかくね、クイズミリオネアはね、人間性が出るから面白い」と絶賛。大金を前に、回答者の心理をほんろうするのは楽しかったようで「遊びましたよ。どうせ自分のものじゃないんだから」と大笑いした。

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