清春 52歳誕生日に初の自叙伝発売 活動の詳細確認に「ウィキペディア見ました」

 初となる自叙伝「清春」の発売記念会見を開いた清春
 初となる自叙伝「清春」の発売記念会見を開いた清春
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 ミュージシャンの清春が、52歳の誕生日を迎えた30日、都内で初の自叙伝「清春」の発売記念会見を開いた。

 黒夢、sads、ソロとしても音楽シーンをけん引。94年のデビューから四半世紀以上がたち、著書で半生を振り返った清春は「自叙伝を出せるミュージシャンって日本では少ない。その仲間に入りたいなと」と動機を説明。セルフプロデュースを貫いたことを「お金がある会社に行かなかったことで今ここにいられる。自分が思い通りにいられる環境にもっていけた」と、納得する活動を続けてこられた要因に挙げた。

 自叙伝では10年に黒夢を再始動した真相から、プライベート写真まで掲載。過去を掘り起こす苦労を問われると「自分でもビックリするぐらい全然思い出せないので、何があったのかなという時は、ウィキペディアを見ました」とまさかの告白。「ライブの会場とか時系列に関しては参考になりました。記録以外のところは、好きなアーティストとか、今は恥ずかしいから消したいなっていうのはあります」と続けて笑わせた。

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