蓮舫氏 学術会議問題で菅首相に疑問「名簿を見ずにどうしたら俯瞰?」「偏りとは?」
立憲民主党の蓮舫参議院議員が30日、ツイッターに新規投稿。菅義偉首相が日本学術会議会員の人選について「民間出身者や若手が少なく、出身や大学にも偏りが見られる」と見直しの必要性を主張したことを受け、「どういう視点の偏りか」「名簿を見ずにどうしたら俯瞰できたのか」「菅総理は、超法規的存在なのか」などと疑問を投げかけた。
蓮舫氏は「どういう視点の偏り、か聞きたい」と切り出し、「名簿を見てないのにどうしてバランスした人事ができたのか、も聞きたい。名簿を見ずにどうしたら俯瞰できたのか、も」と畳みかけ、さらに「日本学術会議法では内閣総理大臣が推薦に条件をつけられるとはない。菅総理は、超法規的存在なのかも是非聞きたい」と疑問を呈した。
菅首相は28日の衆院本会議での各党代表質問で、立憲民主党・枝野幸男代表への答弁として「(人選に)偏りがある」とし、学術会議の会員候補6人の任命拒否については「人事に関することで、お答えを差し控える」と理由説明を拒んだ。