紗栄子 魅力度最下位の栃木に「可能性ある」…恩返しを誓い牧場経営

 モデルでタレントの紗栄子(33)が28日、都内で行われた「サマンサタバサ グローバルアイランド 羽田空港第2ターミナル店」リニューアルイベントに登場した。

 紗栄子は9月から生活拠点を栃木県大田原市に移し、殺処分となった競争馬を保護するための牧場「NASU FARM VILLAGE」を経営している。紗栄子は「緊急事態宣言があけて牧場に行ったときに、19頭の馬や働くスタッフの危機を知りました。(牧場経営は)すごく難しいというお話もいただきましたが、現場の皆さんの後押しをいただいて、みんなで頑張ろうということで、私も心機一転、栃木に移住して、住民票も移して奮闘しています」と明かした。

 牧場は馬のセカンドキャリアとともに、コロナ禍で疲れた人間の癒やしの場も目指す。紗栄子は「毎日が奮闘で、まだ牧場の外に出たことがないんです。名所はたくさんあるので行ってみたいです。温かく迎えてくれたコミュニティーに恩返しをしたいですね」という。栃木は今年の魅力度ランキングで最下位となってしまったが、紗栄子は栃木県人として「ポテンシャルは高いということで」とほほえんだ。

 リニューアルオープンした同店では、栃木の人気スイーツ「バターのいとこ」やスムージーなどが楽しめる。

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