前川喜平文部科学事務次官が26日にツイッターに投稿。菅義偉首相が所信表明演説で温室効果ガスの排出量を2050年までに実質ゼロにする目標を掲げたことに疑問を呈した。
前川氏は「30年先のことを約束できるのか?その時菅氏は生きているのか?来年や再来年のことなら、演説で約束したらいい。30年先のことは、国民的な議論を行い、与野党で十分話し合い、実現への道筋を含め、立法によって決めるべきだ」と指摘した。
第203臨時国会が26日に召集され、菅首相は就任後初めての所信表明演説を衆院本会議で行った。2050年に国内の温室効果ガス排出を実質ゼロにすると宣言した。