サウナ持ち込み市長 住み込み疑惑に「控え室で生活、全くない」「昼夜問わず仕事」…ミヤネ屋直撃に

 家庭用サウナやキャンプ用鍋などの私物をを市役所に持ち込んでいたことが発覚し、物議をかもしている大阪府池田市の冨田裕樹市長(44)が26日、読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」のインタビューに応じ、改めて「決して(庁舎で)生活していたわけではございません」と繰り返した。

 この日までに民放各局で放送された「視聴者提供」の映像には、私物の簡易サウナを市長控え室として使っていたトイレに持ち込んでいたこと、通路に置かれたフィットネス用バイクのほか、更衣室にベッド、山積みになった『サトウのごはん』やトレードマークのツンツンヘアを整えるための頭髪用スーパーハードジェル4本、綿棒、電子レンジ、カセットボンベ、キャンプ用鍋などが映っていた。

 三浦隆志アナウンサーが26日、2度にわたり、市長を直撃。「どのぐらいの頻度で泊まっていたか?」と聞くと、「10月だけ仕事がたまっていたので、約6~7日間ぐらい、1カ月の中で合計で寝泊まりしていたが、決して生活していたわけではございません」と説明。「控え室で生活していたということは全くございません。昼夜問わずお仕事をさせていただいて、食事をわずかな時間でとるためにお弁当を温めるため、(電子レンジは)置いておりました。決して生活していたわけではございません」とこれまでの主張を繰り返した。

 市長は“住み込み疑惑”に対し、市内にある「(個人)事務所兼用住宅」に住んでいる、と説明してきたが、同番組が関係者への取材から見取り図などを作成。この事務所には、ベッドや風呂なども見当たらないと指摘すると、「お風呂は事務所内にはない。池田市には銭湯がたくさん残ってますので、銭湯を回らせていただいて」と市内の銭湯を利用していた、とした。

 また、ツイッターなどのSNSによると、連日、朝5時10分登庁、と記されており、これも住み込み疑惑を深める一因ともなっているが、「ゆっくり執務時間をとろうと思えば5時すぎから2~3時間、集中するため、1人で早く(庁舎に)きてずっと仕事をしてきた」との説明だった。

 市長側の説明によると、新たに住居が見つかり、この日もその住居から登庁。サウナはそこに置いているという。なお、市長は昨年4月、初当選し就任した。

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