小沢一郎氏 菅首相にブログからも削除提案…著書改訂版で公文書管理の重要性削除

 小沢一郎衆院議員が22日、ツイッターに新規投稿。菅義偉首相が野党時代の2012に刊行した単行本「政治家の覚悟」を改訂した新書をこのほど発売し、改訂版からは「政府があらゆる記録を克明に残すのは当然」と公文書管理の重要性を訴える部分が削除されているものの、2012年の自身のブログでは削除せずに残したままであることを皮肉に投稿した。

 小沢氏は「自著を改ざんしても、まだ、ここに残ってしまっている」と菅首相の12年1月28日のブログ投稿を引用。「頭隠して尻隠さず。隠蔽・改ざんの総司令官としては、こちらも早急に削除したほうがいいだろう。政府として引き続き隠蔽・改ざんを徹底的に推し進めるはずが、詰めが甘い。こんな陰湿な政治とは徹底的に闘うだけである」と覚悟を示した。

 菅首相は同年のブログでは「東日本大震災に対応するために立ち上げた多くの会議で議事録が作られていないというずさんな実態が、次々と明らかになりました」と切り出し、公文書作成は「国家運営の基本」と指摘。「議事録作成という基本的な義務も果たさず、『誤った政治主導』をふりかざして恣意的に国家を運営する民主党には、政権を担う資格がないのは明らか」と記している。

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