井戸知事 センチュリー公用車の見直しせず「もとより契約は7年」「公用車としてふさわしい」

 兵庫県・井戸敏三知事が21日、兵庫県庁で定例会見を開き、公用車問題についての質問に答えた。

 兵庫県では昨年8月、公用車をトヨタの「レクサス」から最高級車「センチュリー」に変更。知事、議長用計2台で7年間のリース契約の総額が約4200万円になり、従前7年間との比較で消費増税分を含め約1400万円負担が増えた。

 この日の会見では、改めて“センチュリー公用車”問題への質問が続いた。「公用車選定の見直し検討は?」の質問には、「(リース)契約しておりますので、現時点で直ちに見直すことにはなりませんが。もとより、この契約期間は7年になっておりますので、もうすでに1年経過しましたから、6年後にどのような車種がいいのか、その時点でしっかり検討すべきことになるのではないか」と現時点では見直しをしない、と発言した。

 また「センチュリーである理由は?」には、「だから、何度も申し上げているように、走行性とか、安全性とか、環境性とか、公用車としてのふさわしい要素を考慮して、選択された結果ですよと申し上げているじゃないですか」とこれまで通り、走行性、安全性、環境性、長距離移動での居住性の4つを選択基準として説明した。

 さらには「大多数の県民が乗ったことがないが」と最高級車を選択することが、県民の日常感覚とかけ離れているのではないか、との質問には「今のような説明でご理解いただきたいと思っています」と返答していた。

 井戸知事は2001年に当選し、5期目。

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