津野米咲さん ラジオで最後の肉声…“原点”語っていた 16日収録の座談会を放送

 4人組ガールズバンド「赤い公園」のメンバー、津野米咲(つの・まいさ)さんが18日に死去していたことが19日、分かった。29歳。18日午前9時ごろ、東京都杉並区の自宅で津野さんがぐったりしているのを、仕事関係者が見つけ、搬送先の病院で死亡が確認された。現場の状況から自殺とみられ、警視庁が詳しく調べている。遺族の意向で葬儀は近親者のみで執り行う。

 津野さんがコーナーゲストで収録に参加していたJ-WAVE「SONAR MUSIC」が19日夜、生放送された。ギターを始めたきっかけを振り返り、「小さい頃はピアノを習ってましたが、不真面目で途中でやめてしまって。家にギターがあったのでチョロチョロ弾いて、本格的に始めたのは高校の軽音部」と、メンバーとの出会いを果たした原点を述懐。ラストの「あなたにとってギターとは」という質問では、「軽音部でじゃんけんに負けて、ギターになったんです。都合の悪いものと出会えたというエラーが今ですね。つかず離れず、そばにいてカワイイ」と相棒への思い入れを、“最後の肉声”で語った。

 冒頭でパーソナリティーのあっこゴリラが「協議の結果、米咲ちゃんの出演パートは予定通りオンエアさせていただきます。米咲ちゃんの最後の声を聞いていただければ」と涙声で説明。関係者によると、津野さんは16日に事前収録に参加し、これが最後の仕事となったという。

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